幻想の中に住む私を救って。

 ビリーの体調不良(軟便、下痢、目やに)、つぼみのウンチかき混ぜ癖(!)、夫の体調不良。そして!!!私のワクチン副反応からの毎日の片頭痛・・・・・・。ええ、ええ、もっと挙げましょうか、情緒不安定ネタ、体調不良ネタ・・・・・・。毎日「ココカラ始まる」。私のここ最近の日常は荒れています。

 

 こう書いている後ろで、ビリーがお水を飲み出しました。ぴちゃぴちゃぴちゃ。私はビリーの飲み食い&排泄の営みを感じるのが大好きです(変態です...)。詳しくはこちら。途端に気持ちが落ち着きました。このビリー作用(つぼみではこうならないから不思議)、私に一体何が起きているのでしょうか。

 

 私は不快なことを増幅して感じるタチなようでして。それはもう妄想や幻想レベルだと思います。想像力や創造性の才能と言えば聞こえはいいのですが、でも、心身にとっては過酷です。しかも、過剰に感じ始めている当初はそのことに気づかない。幻想の中に住まうのを良しとしているのです。逆の「快」も増幅しますが、なぜか「不快」の方がノリノリなのです。私の「好み」なのだと思います。

 

 こういう中でビリーの「生(せい)」の営みが私の目を覚まします。生き物が生きるということは、ただ食べて出すだけ。生き物とは、それはもう粘っこくしつこく、食べて出すを繰り返している。それはもうシンプルに。幻想の中にいる私は、いわば人間として複雑になり過ぎているのです。はっきり言ってムダなのです。ビリーを見ているとそれを感じます。

 

 では、なぜビリーにだけそう感じるのか。ビリーは、小さい頃から飼い主の目をじっと見るコでした。怖がりのビリーはそばに寄ったり撫でたり抱っこしたりはできませんでしたが、私たちはケージ越しに毎日毎日見つめ合いました。そうすることによって、私はビリーを触れない寂しさを癒し、心を繋げていたのです。ビリーは私にとって特別なんです。

 

 さて、また何も変わらない一日が終わろうとしています。そしてまた明日、何も変わらない一日がやって来るのでしょう。愛おしい日々を大切にしようと思います。なぜなら・・・・・・。慌ただしい波がやって来そうな気がするからです。それは追々ご報告するといたしましょう。