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所感・・・・・・にしては浮き沈み激しい。


悲鳴を上げたこと

 

 今私は大学の卒業研究で小説を執筆中です。執筆中、集中して周りが見えなくなった時・・・・・・。猫のつぼみが机にひらりと乗って、高速でキーボードを走り抜けて行きました。モニターには意味不明な言語が入力されていました。いやいやいやいや! これ、致命的! 締切直前だったらと思うと・・・・・・。万一、保存キーなんて押されてしまったら・・・・・・。怖くて震えます。

 

 

価値の再確認

 

 私は大阪府に住んでいますが、今、その「大阪に住んでいる」という(自分にとっての)価値を再認識しています。元々府外の田舎町出身の私が、大阪に恋い焦がれて出て来たこと。大阪にまつわるものが大好きなこと。それなのに、それに囲まれて暮らしていることを当たり前と思い、楽しむことも顧みることもなかったこと。その自分を見つめ続けています。

 

 価値あるものは、すぐ近くにある。囲まれている。見えていないだけ。気づいていないだけ。私の自意識過剰という性質が私の目を曇らせるということは何となく分かって来ました。だから、時に外に出て、感性を刺激にさらしてあげる。それによって一時自意識を剥がしてあげる。そして、目を醒ます。それが私の「休息」ということになるのかも知れないと思いました。皆さんにとっては、目が醒めているのが普通でしょうか。私には、目の前のものをそのまま見るために、ひと手間もふた手間も必要なのです。