卒業研究(小説創作)は膠着状態となり(おい)、「これ、どうするの? これ、どうなるの?」という焦りの中にいます。どうするもどうなるもない、自分で何とかするしかない。でも、面倒で、面倒で、面倒で仕方ない。すっかり「面倒くさい病」に侵されています。今週初めに受けた「脳傾向性診断」によると「効率性」を重視する傾向があるとのことだったので、「ああ」と思い当たりました。とにかく効率の悪そうなことはやりたくない。考えるだけでもうんざり、気分が悪い。
これ、自分って巧妙だなぁと思いましたね。
効率が悪そうなことをやりたくない
↓
結果、「やらない」
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実験・検証経験が少なくなる
↓
効率が悪いかどうか分からない
↓
いつまでも経験値が上がらない
↓
何が効率がいいかなんて分かりっこない
そうして「私って無能だな」という場にずっと留まり続けるわけですから。
さて、新作の小説はもちろんパソコンでワードデータとして入力しているのですが、行きづまりを感じ、「ちょっとプリントアウトしてエピソードごとに切って、順番入れかえてビジュアル的に見たいな」と思ったのです。これ、やったからと言ってどうなる? と、即座にいつもの私は打ち消しました。でも、「効率的で面倒くさいちゃん」には少し目をつぶってもらい、あえてチョキチョキはさみで切ってやってみましたヨ。切っている最中の自分の心が面白かった(気分が悪かった)ですよ。
「こんなことして何になる?」
「やった結果、何もならなければ?」
「やめとけ、やめとけ」
ああ、私って、私ってーーー。