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ザ・アナログ☆切り貼り


 卒業研究(小説創作)は膠着状態となり(おい)、「これ、どうするの? これ、どうなるの?」という焦りの中にいます。どうするもどうなるもない、自分で何とかするしかない。でも、面倒で、面倒で、面倒で仕方ない。すっかり「面倒くさい病」に侵されています。今週初めに受けた「脳傾向性診断」によると「効率性」を重視する傾向があるとのことだったので、「ああ」と思い当たりました。とにかく効率の悪そうなことはやりたくない。考えるだけでもうんざり、気分が悪い。

 

 これ、自分って巧妙だなぁと思いましたね。

 

  効率が悪そうなことをやりたくない

   ↓

  結果、「やらない」

   ↓

  実験・検証経験が少なくなる

   ↓

  効率が悪いかどうか分からない

   ↓

  いつまでも経験値が上がらない

   ↓

  何が効率がいいかなんて分かりっこない

 

 そうして「私って無能だな」という場にずっと留まり続けるわけですから。

 

 さて、新作の小説はもちろんパソコンでワードデータとして入力しているのですが、行きづまりを感じ、「ちょっとプリントアウトしてエピソードごとに切って、順番入れかえてビジュアル的に見たいな」と思ったのです。これ、やったからと言ってどうなる? と、即座にいつもの私は打ち消しました。でも、「効率的で面倒くさいちゃん」には少し目をつぶってもらい、あえてチョキチョキはさみで切ってやってみましたヨ。切っている最中の自分の心が面白かった(気分が悪かった)ですよ。

 

 「こんなことして何になる?」

 「やった結果、何もならなければ?」

 「やめとけ、やめとけ」

 

 ああ、私って、私ってーーー。